へースキリングね

 
 
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20代の仕事観について調査(出所:写真AC)© ITmedia ビジネスオンライン 20代の仕事観について調査(出所:写真AC)

●仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 新卒採用サイトなどを運営する学情は、コロナ禍でのテレワークの実施やDXの加速によりリスキリング(学び直し)への関心が高まっていることを受け、20代の仕事観について調査を実施した。その結果、20代の8割がリスキリングに取り組みたいと思っていることが判明。身に付けたいスキルは「プログラミングスキル」が最多であることが分かった。

 リスキリングとは、働き方の変化によって、今後新たに発生する業務で役立つスキルや知識の習得を目的に勉強することをいう。

 リスキリングに取り組みたいと思うか尋ねてみると、「取り組みたい」「どちらかと言うと取り組みたい」と回答した人が合わせて80.1%いることが分かった。「スキルや知識を身に付けてより高度な仕事をしたい」や、「スキルを習得し、自身の選択肢を広げたい」など、スキルの習得によりキャリアアップの機会を得たり、キャリアの幅を広げたりしたいという意見が挙がった。

 また、リスキリングで身に付けたいスキルについて尋ねてみると「プログラミングスキル」が56.6%で最多となり、次いで「マーケティングスキル」(54.3%)、「IT・DX・AI関連スキル」(54.3%)となった。

 リスキリングの際に活用したいものを聞いてみると、「社内の研修制度」が84.4%で最多となった。次いで「書籍・テキスト」「社外の研修・スクール(オンライン受講)」(60.7%)となった。「社内の研修だと、業務に直接結びつけることができそう」「社内の研修だと、習得したスキルや知識をすぐに業務にいかすことができそう」などの声が挙がった。

 調査は、20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト訪問者216人を対象に、Webアンケートで実施した。調査期間は3月18~25日。