未来の昔話

 あるところに、老人と若者が居ました。

老人は若者に迷惑かけまいと、お米のストックが無いから、「私が買った方がいい?もう用意している?」と聞きました。

 若者は、不機嫌そうに。「私が用意します」そういったそうです。

 ならば、と、老人は若者をもてなす様に、帰宅の準備をしたのですが、若者は帰って早々不機嫌そうでした。

 聴くと、若者は「色々と店を回りたかった」と言うではありませんか。

ここで老人は、若者を諭そうかと考えますが🤔、「それは未来にあずけます」そう言って、コトバを飲み込みました。

 

 若者は、捨て台詞ではないですが「貴方も忘れてしまいます。わたしもきっと忘れてしまいます」そう言いました。

 

 

老人は、このとき自分の若かった頃を振り返り色んなことを思いました。だから、コトバを飲み込んだのです。穏やかに。

 

 其れは第①に、年齢的に言っても納得出来ない。言葉だけで、巧みに言いくるめてしまうと思ったのです。かつて、老人は、その場しのぎで言い包めようとするより多くの老人を見てきたからです。

 ②つめは、一見老人が全て正しく、若者が取り付く島がなくなって、若さゆえに誰かを攻めたくなってしまうとわかっていたからです。

そして、かつて、自分が同じ様な事で他人を責め、他人から責められて生きてきたから、わかったのです。

 ③っめは、自分のしたい事を表明しよう。勇気を出そう、ということを伝えたかったので、敢えて事実を保留したということです。

 

老人は、時間が解決するとは、大抵のことは思っておらず。解決するものの、本質的な解決ではないと思っていたからです。

 

 

また、コレと似た話で、女性はチャンスアレば取り敢えず話がしたいんだな。と、俺は思ったし、痛感した。

人を選べよ。いや。選んでコレだから見る目ないな。と。